おいしいコーヒーをいただきに 京都高島屋S.C. T8(専門店ゾーン)にある話題の2軒へ

店舗:京都高島屋S.C.

数々の老舗喫茶やカフェがあちこちに点在する京都。中でも1杯のコーヒーにとことんこだわった京都を代表するコーヒー専門店が[葦島珈琲]と[カフェ・ヴェルディ]。選び抜かれた生豆を自家焙煎するのはもちろん、オリジナルブレンドから産地にこだわったスペシャルティコーヒーまで、心惹かれるメニューがそろい、コーヒー好きが足繁く通う名店です。この2店の味を、京都高島屋S.C. T8(専門店)で楽しめることをご存じですか?今回はコーヒーのプロである[葦島珈琲]の統括店長・川本椋介さんと[カフェ・ヴェルディ]の店長・西山知里さんに、自店のこだわりやおいしいコーヒーの淹れ方、自慢のスイーツなどをお聞きしました。


スペシャルティグレードのコーヒー豆をハンドドリップにて、心を込めて淹れる[葦島珈琲]の統括店長・川本椋介さん。



「産地や種類によって豆の香りの違いを「試香器」で気軽にお試しください」とおすすめいただいた[カフェ・ヴェルディ]の店長・西山知里さん。

 

抽出法、買い付け、焙煎度合いなど…
1杯のコーヒーにこだわりが!




[葦島珈琲]。1投目のお湯を含むと美しく膨らむ蒸らしの工程。
この時に落ちた雑味を含む約10ccのコーヒーは捨てます。

まずは京都高島屋S.C. T8(専門店)の4階にある[葦島珈琲]へ。荷物を置くスペースを設けた特別オーダーの椅子席と、一杯ずつコーヒーを淹れているところを間近に見ることができるカウンター席があります。
こちらの特徴は、独自の抽出法。「蒸らしは約80度、抽出は95度以上で行うことで、豆本来の味わいや香りを最大限に引き出しています。蒸らしの工程で落ちた雑味を含む約10ccのコーヒーは捨てているので、時間が経つとともに心地よい苦み、甘み、鮮やかな酸味…と味わいの変遷を楽しめますよ」。

[カフェ・ヴェルディ]。狭いながらも壁面から天井へと美しい曲線を描くウッドデザインで、落ち着く空間に。

一方、地下1階、西出入口すぐの場所にある[カフェ・ヴェルディ]は、フラスコに各産地の豆と粉を入れたユニークな「試香器」が6台並び、実際に豆の香りをお試しできるユニークなサービスが目に飛び込んできます。スタンドスペースとカウンター4席のみで気軽に入ることができる空間。

特徴は「オーナーが産地を訪れて直接仕入れた生豆を、ひと粒ずつ手作業で良い豆だけを選別。浅煎りなのか深煎りなのか豆に適した焙煎の度合いを見極め、必要な分だけこまめに焙煎。煎り立ての香り豊かなコーヒーをお楽しみいただけます。定番のヴェルディブレンドや期間限定を含む常時約18種類から好みの味を選べるのも大きな特色です」。

 

コーヒーの魅力を際立たせる
スイーツとのペアリング


[葦島珈琲]葦島ブレンド 850円、ミモザ・レアチーズ 720円、アイスクリンぜんざい750円


[カフェ・ヴェルディ]ヴェルディブレンド 600円(アイスの場合は650円)、スパイシーバナナケーキ 350円ほかスイーツは小袋入りで、コーヒー豆とセットでプレゼントにもおすすめ。話題のきめ細かなドラフトアイスコーヒー600円は、ぜひ味わって!


[葦島珈琲]も[カフェ・ヴェルディ]も、ハンドドリップで丁寧に抽出された1杯のコーヒーと、スイーツにも各店のこだわりがありました。「[葦島珈琲]では、甘み・苦み・酸味が絶妙に調和している創業以来の定番「葦島ブレンド」をまずは味わっていただきたいです。コーヒーに合うスイーツをテーマに5種類のチーズケーキをご用意しています。中でもしっとり、とろりとした食感の「しとろりチーズケーキ」は一番人気です。また京都最大の茶産地・和束産の茶葉を使う「抹茶オレ」や「アイスクリンぜんざい」など京都らしい和メニューも充実しているので、好みや気分に合わせてお選びいただけます」。一方[カフェ・ヴェルディ]でもハウスブレンドの「ヴェルディブレンド」がイチ押し! 「苦み、酸味、ボディのバランスが良く、好みやシチュエーションを問わないとお客様から好評です。グリーンカルダモンやシナモン、アニスが華やかに香る「スパイシーバナナケーキ」と合わせると、より満足度の高いブレイクタイムを楽しんでいただけます。マシンで空気を投入しながら注ぐ、きめの細かいクリーミーな泡の水出しコーヒー「ドラフトアイスコーヒー」はここだけの人気メニュー。ぜひお試しください」。

 

自宅でおいしいコーヒーを
淹れるために押さえるべきポイントは?



[カフェ・ヴェルディ]分量、温度、抽出量はきちんと計ることが大切。82〜83℃のお湯で注ぎ初め、蒸らし、本注入へ。温度が低いと酸味が、高いと苦みが強くなる。分量は、1杯だけ抽出する時は約10gだと薄くなりがちなので12gにするのをおすすめしている。

2店とも共通して挙げたのは、コーヒーを淹れる直前に豆を挽くことと、ドリッパーにフィルターをセットしてハンドドリップで淹れることです。「豆(粉)は1杯約10~20gを、フィルターにはかけないよう注意しながら「の」の字を描くように細くゆっくり湯を注ぎ、滴る程度まで注いだら20~30秒ほど蒸らします。2投目も「の」の字で回しかけ、落ちきる前に3投目、4投目は太く注ぎ、抽出予定量(1杯につき150㏄)に達したら潔くドリッパーを外しましょう。最後の一滴まで落ちるのを待つと、苦みやエグみまで抽出してしまいます」と[カフェ・ヴェルディ]店長・西山知里さん。さらに「コーヒー豆は温度差に弱いもの。冷蔵庫の奥の方など、できるだけ温度変化が少ないところで保管を。光も避けたほうがいいので、豆の購入後はそのまま袋に入れておくのではなく、茶筒など遮光性・密閉性の高い容器に入れ替えて」という[葦島珈琲]統括店長・川本椋介さんのアドバイスもぜひ覚えておきたいですね。

 

[葦島珈琲]と[カフェ・ヴェルディ]
お互いリスペクトする「すごい!」ところは?



[葦島珈琲]モスグリーンの椅子は、よく見ると椅子によって微妙に濃淡が違うカラーだったり、店内のインテリアにもこだわりがある。

[カフェ・ヴェルディ]オリジナルのほかに、産地ごとの豆を浅煎りから深煎りまで常時約18種類から購入できる。

「葦島さんのハンドドリップは途中で温度を変えたり、豆によって抽出法を変えていたり、とても繊細だと思います。店内のシックな雰囲気やメニュー展開、ホームページの文章などにも世界観があって、葦島さんならではの落ち着きや文学的な“色”を感じられるところがすごく魅力ですね」と、[カフェ・ヴェルディ]店長・西山知里さん。片や、[葦島珈琲]統括店長・川本椋介さんは「取り扱う豆の多様さはもちろん、実際に農園へ足を運び、品質を確認しながら直接買い付けた豆を購入できることも魅力的だと感じています。中でも、スポット販売される数量限定の豆はいつもバラエティに富んでいて、個人的にも毎回楽しみにしています」と称賛。

ゆったりくつろぎながら時間や空間も満喫できる[葦島珈琲]と、他ではなかなか味わえない専門的な味わいも気軽にテイクアウトできる[カフェ・ヴェルディ]。コーヒーへのアプローチが対照的な2店舗を訪れれば、京都の“今”のコーヒーシーンの層の厚さを体感できること間違いなしです。
買いものの途中や仕事帰りの休憩に立ち寄ったり、自宅で楽しむために豆を購入したり。大切な方にプレゼントなど、思い思いの方法で、豊かなコーヒーライフをお楽しみください。

[葦島珈琲]
京都高島屋S.C. T8(専門店) 4階
カウンター席:7席/テーブル席:21席

[カフェ・ヴェルディ]
京都高島屋S.C. T8(専門店) 地下1階
カウンター席:4席

 

京都高島屋S. C.が開業1周年を迎える10月より
葦島珈琲×カフェ・ヴェルディのコラボスタンプラリーが開催されます!


期間中、各店税込1,000円以上お買い上げ(ご飲食)で1つスタンプを押印いたします。
2店舗のスタンプが揃うと先着合計300名様に、葦島珈琲とカフェ・ヴェルディが共同で作った「T8オリジナルブレンド50g」をプレゼント!
2店舗共同ブレンドをこの機会にぜひお楽しみください。

期間:
第一弾10/16(水)→10/31(木)
第二弾11/1(金)→11/12(火)
10月は中深煎りブレンド(先着150個)、11月は深煎りブレンド(先着150個)をご用意しております。
※ブレンド豆は2つのスタンプが揃った月の種類をプレゼントいたします。

※内容は2024年9月24日現在のものです。
※価格は消費税を含む総額にて表示しております。

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