【新宿店】「江戸手ぬぐい」の粋で美しい世界

新宿タカシマヤでは、2018年10月17日(水)→10月30日(火)までの期間、「江戸手ぬぐい」のイベントを開催致します。江戸時代に花開いた手ぬぐい文化には、当時の人々の粋な思いが凝縮されています。今回はそんな手ぬぐいの歴史と、「江戸手ぬぐい」が持つ魅力、現代ならではの手ぬぐいの楽しみ方をご紹介します。

 

神祭具から生活必需品へ変貌した手ぬぐいの歴史


手ぬぐいの原料である木綿が貴重品として扱われていた平安時代。その頃、手ぬぐいは神祭具として用いられるなど、身分の高い人が使用するものでした。手ぬぐいが広く生活の中で使われるようになったのは、江戸時代のこと。この時代に木綿の栽培と流通が安定した結果、手ぬぐいも一気に普及することとなりました。

当時、手ぬぐいは、旅に出る際や銭湯、食事の時など、生活のありとあらゆるシーンで活躍する必需品でした。吸水性と速乾性に優れていて、しかも丈夫。用途に合わせたサイズに裁断できるなど、汎用性の高さが人気の理由でした。また、手ぬぐいは歌舞伎役者の名刺がわりにも使われていました。その影響か、単なる普段使いの日用品という枠を超え、デザインのバリエーションもとても幅広くなっていったのです。

 

伝統的な製法と現代の職人の工夫が生むオリジナリティ




今回のイベントで手ぬぐいを販売するのは2つの老舗、[戸田屋商店](10月17日(水)→23日(火)※最終日は午後6時まで)と[染絵てぬぐいふじ屋](10月24日(水)→30日(火)※最終日は午後6時まで)です。いずれも創業以来、[戸田屋商店] [ふじ屋]、共に『注染』という、昔から受け継がれる伝統的な技法で手ぬぐいを作り続けています。その工程のほとんどは職人の手によって行われており、同じデザインでも染料の染まり具合で、色味やグラデーションが千変万化していくのが特徴です。

デザインの種類は、[ふじ屋]では200種類以上、[戸田屋商店]では500種類以上もの手ぬぐいが販売されています。その豊かな色彩が表現するのは、四季折々の日本の情景。その中でも今回は、秋を連想させるお月さま、菊、紅葉、銀杏などを中心に描かれたデザインが、店頭を美しく飾ります。古典的な柄だけでなく、2社共に毎年オリジナルの柄も手がけるなど、現代との親和性の高いデザインに挑戦し続けています。

 

プレゼントやインテリアにも最適




手ぬぐいというアイテムは、和製のタオルとも言える存在。日常のあらゆるシーンで使うことができます。しかも、綿が持つ吸水性・速乾性は現代でも変わらない上、肌触りの良さなどさらなる機能性向上も追求されています。
加えて、手ぬぐいの現代風の楽しみ方も広がっています。例えばプレゼントで贈る際、手ぬぐいだけでも十分ステキな贈り物になりますが、そこにワンポイントの工夫として、お酒やお菓子など、他のプレゼントを手ぬぐいで包むのもおしゃれ。そのほか、額装してインテリアとして飾る方もいます。高いデザイン性を有した手ぬぐいならではの楽しみ方で、お部屋の中にいても、四季の移ろいを感じることができる粋なインテリアです。


江戸手ぬぐいのイベントは、2018年10月17日(水)→10月30日(火)まで、新宿タカシマヤ10階のバス・トイレタリー用品売り場でオープンいたします。見ているだけでも楽しいデザインに、使って分かる便利な機能性。手ぬぐいという1枚の布の味わい深さを、ぜひ店頭で体感してみてください。

※写真はイメージです。

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