【新宿店】「江戸木目込人形」の招き猫がお出迎え

東京都の伝統工芸品の1つに指定されている「江戸木目込人形(えどきめこみにんぎょう)」。新宿タカシマヤでは2018年10月17日(水) →30日(火) の期間、10階 特設会場(中央エスカレーター前)にて、江戸木目込人形「柿沼人形」POP UP SHOPを開催いたします。海外からも注目を浴びるかわいらしい江戸木目込人形の数々。その由来や魅力、そしてポップアップショップのオープンに合わせて販売される限定商品についてご紹介します。

 

京都の神社から江戸の市場へ。江戸木目込人形の由来




現在に伝わる伝統工芸品である「江戸木目込人形」は、京都が発祥といわれています。約270年前、京都の上加茂神社で雑事などをこなす雑掌という職についていた人物が、神社の祭礼用の道具を作った際の余りで人形を作りました。その時、余り木に溝を掘り、衣装布地を木の溝に挟み込んで作る(きめこんだ)ことから、木目込人形という名がついたというのが定説です。加茂人形、柳人形とも呼ばれていたそうです。

当時は2~3cmほどの小さな人形であったことから、公家が神社に参拝した帰りに子どものおもちゃとして買ったところから評判を呼びます。徐々に人形作りが活気づく中、大いに賑わっていた江戸に商機を見出した職人たちが、多くそちらへ流れることとなり、結果、江戸の地に職人の技術が根付くことになったのです。

 

国内外で高く評価される[柿沼人形]のものづくり




東京都知事認定伝統工芸士である柿沼東光氏が会長を務める、江戸木目込人形の老舗[柿沼人形]。ここで作られる人形の特徴は、「静と動」が絶妙なバランスで表現されている点に隠されています。例えば雛人形。穏やかにたたずむ親王雛の後ろを見ると、衣装のなびき具合にわずかな差異が表現されています。また、五人囃子は足をあげて演奏しているなど、動きがとてもダイナミックです。粘土による型作りで自由に造形できる木目込人形の特長が存分に活かされています。



そんな[柿沼人形]が平成に入ってから手がけ始めたのが、「招き猫」のシリーズです。古来より日本で親しまれている縁起のいい有職文様をあしらったり、風水をイメージしたカラーリングと鈴に見立てたパワーストーンを組み合わせたり。伝統的な技法や柄を大事にしつつ、これまでの招き猫の常識にとらわれない、斬新な商品に挑戦し続けています。
その挑戦は、海を渡って海外にも進出。東京都中小企業振興公社が手がける事業『東京手仕事』にも参画し、パリで実演販売を行いました。現在ではドイツやパリの百貨店で販売されているほか、シカゴ、バンクーバーそれぞれの美術館でも販売されています。また海外の伝統的なテキスタイルとコラボレーションを果たすなど、ちょっとしたブームを巻き起こしているのです。

 

手ぬぐいと木目込人形が生む、粋な招き猫



そんな[柿沼人形]が新宿タカシマヤと共同開発したのは、東京で浴衣や手ぬぐいなどを手がけている老舗[堀井]とのコラボレーション商品です。リバーシブルの手ぬぐいを使用し、首輪・耳の内側・尻尾のみ裏面を使った、粋なデザインに仕上げました。木綿は通常使う布地よりも弾力性が低く、難易度の高い制作だったそう。しかしその甲斐あって、木綿の手ぬぐいを木目込み完成した招き猫は、どれも「粋」な江戸の文化を連想させる姿となりました。
コレクションのように複数買うもよし、日本の文化に興味のある海外のご友人へプレゼントするもよし。和の空間におけば自然と溶け込み、店頭や玄関前などに飾れば自然とコミュニケーションのきっかけを作ってくれることでしょう。
■新宿タカシマヤオリジナル 江戸木目込人形 招き猫 各5,940円


ご縁と喜びを運んでくれる招き猫はインテリアやプレゼントにもぴったり。伝統的な技法に現代の感性をプラスしたその精巧さとかわいらしさは、時代を超えて愛されるアイテムとなるでしょう。
新宿タカシマヤでは、2018年10月17日(水) →30日(火) の期間、10階 特設会場(中央エスカレーター前)にて、江戸木目込人形「柿沼人形」POP UP SHOPを開催いたします(最終日は午後7時閉場)。「江戸木目込人形」の老舗[柿沼人形]による招き猫がお出迎えする会場へぜひお越しください。

※品数には限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
※ご紹介の品物は、手作りのため一点一点、色、柄、サイズが異なる場合がございます。
※価格は消費税を含む総額にて表示しております。
※写真はイメージです。

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